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X線血管撮影装置

印刷用ページを表示する更新日:2017年1月26日更新

オランダ・フィリップス社製

H23年6月に病院新築に伴い循環器専用 Allura Xper FD10/10と腹部・頭部用 Allura Xper FD20/20を新たに導入しました。

循環器専用 Allura Xper FD10/10 腹部・頭部用 Allura Xper FD20/20
AlluraXperFD10 AlluraXperFD20
株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン

血管撮影検査とは

 血管造影検査(Angiography)とは、血管内に細い管を挿入し、その管から造影剤を注入して血管だけを写す検査です。その管はカテーテルといい、通常足の付け根付近から血管に挿入します。挿入したカテーテルの先端を目的部位まで進めていき、そこで造影剤を注入します。この造影剤はX線撮影をするとよく写るため、そこから先の血管がはっきり見えるようになります。

 近年では撮影装置や画像処理機器、カテーテルの開発により、検査と平行して治療も行えるようになりました。カテーテルを使って狭くなった血管を拡げたり、腫瘍を栄養している血管に抗がん剤などの薬剤を注入したり、脳動脈瘤の場合は、金属製のコイルを動脈瘤の中に詰めてしまい破裂を防ぐという治療も行われています。

 また、血管造影による検査や治療を行う際、患者さんは足の付け根の小さな傷だけで済むので体に負担がかかりません。このように手術を行わず、低侵襲的に様々な検査、治療が行われています。

主な血管撮影検査


心臓カテーテル検査

心血管の血液の流れを見たり、心臓の動きを見る検査で場合によっては血管を広げたりステントを入れたりして、治療を行います。また回転式のヤスリを用いた治療(ローターブレ−ター)も行われています。

血管造影 血管造影

検査室風景

血管造影 血管造影

アブレーション治療

心臓の拍動の異常(不整脈)という病気に対して行われる治療で、不整脈の原因となっている場所を高周波電流で焼き切り電気焼灼することができます。EPロードマッピング機能は手技当日のリアルな解剖を描出し、術中の回転撮影から3D画像を再構成して安全かつ正確に治療を行っていきます。

血管造影 血管造影

ペースメーカーと植え込み除細動器

心臓の刺激を伝える経路が病気により断線したり、刺激を作り出す洞結節そのものの活動が低下すると、心臓の脈拍が落ちて来ます。心臓の拍動が低下したときに、脈拍をある決められた数より落とさないように刺激を出す機械がペースメーカーです。
本院では、植え込み型除細動器以下、英語の頭文字をとった「ICD」、「CRT-D」の植え込みも行っております。「ICD」、「CRT-D」は心室頻拍や心室細動といった命に関わる重症な不整脈を経験した患者さん、あるいはその可能性が高いと予測される患者さんが適応となります。これらの不整脈にはICDの他に薬物やカテーテル焼灼術などもありますが、ICDが最も効果的と言われています。ICDは常に心拍数を監視し、心拍数があらかじめ設定された基準を上回ると、状況に応じた治療の「ペーシング」と「電気ショック」が自動的に選択され、行われます。ペースメーカーとしての機能も備わっており、脈が遅い時も作動します。

血管造影 血管造影

血管造影

頭部血管撮影検査

頭部の血管や頸の動脈を撮影して検査し、コイルによる塞栓術や薬を注入する治療を行っています。また頸動脈の狭窄にはステントを挿入します。

血管造影 血管造影 血管造影

腹部血管撮影検査

肝臓・すい臓・腎臓など腹部臓器の血管や病巣の状態を調べ、コイルによる塞栓術や薬を注入する治療を行っています。

血管造影 血管造影

上肢・下肢動脈撮影検査

骨盤から足の先までの血液の流れを見て、閉塞性動脈硬化症がどの場所でどの程度かを調べます。場合によっては血管を広げ治療を行います。またシャントが塞栓したり狭くなった場合にもバルーンなどで血管をひろげます。

造影剤について

 血管撮影検査では造影剤を使用します。造影剤を使用することによって、血管や病巣がわかりやすくなり、より正確な診断・治療が可能になります。血管撮影の造影剤はヨード造影剤で、注入するとき少し身体が熱く感じることがありますが、すぐに消失するので心配ありません。その他、まれに副作用が生じる場合があります。
 症状は、発疹、吐き気、かゆみのような軽症のものから、ショックにいたるものまで様々あります。しかし、造影剤使用時は担当医師が患者さんの状態を観察しており、副作用が生じたときにはすぐに適切な処置がとれるようにしております。また、造影剤は腎臓から尿中に排泄されるため検査後は水分を多めに摂るようにしてください。
 なお、次の項目に当てはまる場合は、造影剤を慎重に投与したり前もってお薬を投与して検査することもありますので検査前にお知らせください。

  ・以前に造影剤を使用して副作用を生じたことがある
  ・アレルギーがある
  ・喘息(ぜんそく)がある
  ・腎臓の病気がある
  ・重症の甲状腺疾患や心臓病、肝臓疾患がある
  ・テタニーがある
  ・マクログロブリン血症、多発性骨髄腫と診断されている
  ・褐色細胞腫と診断されている

まれですが、検査終了後、時間が経過してから副作用が生じることがあります。

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