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RI(核医学診断装置)

印刷ページ表示 更新日:2023年3月22日更新

ガンマ線という放射線を放出する少量の薬を、放射線医薬品(Radio Isotope)と言います(以下、検査薬)。
この検査薬を静脈から注射して専用のカメラで撮影し、臓器の形や働きをみる検査がRI検査です。

特定の臓器を専用のカメラ(シンチカメラ)で撮影するので、骨をみるときは「骨シンチグラフィー(骨シンチ)」、脳の血流をみるときは「脳血流シンチグラフィー(脳血流シンチ)」、心臓は「心筋シンチグラフィー(心筋シンチ)」という検査名になります。

新RI
2023年3月に新機器を導入しました

 

検査内容

(1)検査薬を注射(または飲用)します。
(2)検査薬が目的の臓器に達するまで待ちます。検査によって3時間ほど待っていただいたり、朝の絶食が必要な場合もあります。
(3)検査装置のベットに仰向けになります。一回の検査時間はおよそ30分です。

骨シンチ

全身の骨を撮影した画像です。

骨シンチグラフィー

多数の黒くなっているところが、原発腫瘍による骨転移の場所です。
骨折等でも黒く集積しますが、腫瘍等での骨転移を診断するのに適しています。

心筋シンチ

心臓の筋肉内の血流の分布が分かる画像です。心筋梗塞などで撮影されます

RI
心臓の血流状態

RI
心臓の収縮の様子

脳血流シンチ

脳梗塞、脳腫瘍などで撮影されます。

 RI

赤く染まっている所の血流が多く、次に黄色、そして青色と、脳内の血流が少なくなっています。
脳梗塞とかの場合、血流分布に欠損が見られる様になります。