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免疫血清検査

印刷ページ表示 更新日:2012年6月21日更新

免疫とは

 人が外部からの細菌や、ウイルス等の異物の侵入に対して、中和するための抗体を作り出すことです。
(抗体=体を守ってくれる成分)
外部から侵入して、抗体を作り出す細菌やウイルスを、抗原と呼びます。

抗原と抗体は、鍵と鍵穴の関係のように、ある種の抗原は対応する抗体とのみ反応します。

この抗原と抗体の反応を利用して、感染症検査、ウイルス検査、微量蛋白質検査、ホルモン検査、アレルギー検査等を行うのが、免疫血清検査です。

例えば、肝炎ウイルスやその他のウイルスなどの感染症の診断には非常に有効です。
また、リウマチ関連病(=自己免疫疾患:本人の身体の一部の蛋白質を異物(抗原)と見なし、それらに対して抗体を作り攻撃するのが、自己免疫性疾患と言います)の活動性や診断検査においては、現在判明している各疾患特有の抗体を体内より検出し、診断をつける助けにもなります。

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