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緩和ケア
緩和ケアとはどのようなケア
緩和ケアとは、終末期の患者様に対して行うケアのみを指しているのではありません。
緩和ケアが必要な時期とは
患者様・ご家族が何らかの苦痛や心配を持ち、解決が必要となったときが、緩和ケアの開始の時期です。
がんの患者様の体や心のつらさを和らげ、生活やその人らしさを大切にする考え方です。
WHO(世界保健機関)の緩和ケアの定義(2002年)
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチです。
緩和ケアチーム
がんの診療を受けておられる患者様の身体・気持ちの辛さやご家族の悩みに対して、院内の様々な職種が意見を出し合い適切なケアを提案し、主治医・担当看護師をサポートしていくチームです。
当院の緩和ケアチームメンバーは、医師・看護師・薬剤師・栄養士・MSW(医療ソーシャルワーカー)・事務員で構成されています。
緩和ケア外来
診療内容
緩和ケア病棟に入院の希望がある方への対応
がんによる痛み、息苦しさ、吐き気、などの症状によるつらさへの対応
患者様・ご家族のこころのつらさへの対応
外来診療日(完全予約制)
毎週 月、水、金曜日 午後1時~4時30分 (一人30分~1時間程度)
診療担当医
三好 明文
松井 武志
診療場所
外来診察室 102番
受診の手続き
予約受付時間 :月~金 午前10時~12時 午後2時~4時(土日・祝日・年末年始・当院休診日は除く)
TEL:0898-47-2500(代表)
受診当日ご持参いただくもの
- 保険証
- 問診票
- 紹介状など
緩和ケア病棟
場所は、本館5階になります。全室個室で20床を新設しました。患者や家族がくつろげるよう、和室のほか、一人で音楽や映像を楽しんだり物思いにふけったりできる「やすらぎルーム」を設けています。
緩和ケア外来・入院の手続きのご案内
緩和ケア研修会について
厚生労働省「がん対策推進基本計画」(平成19年6月)では、がん診療に従事するすべての医師が緩和ケアに関する基本的な知識、技術を身につけることを重点目標としており、さらに「がん診療連携拠点病院の整備について」(平成20年3月1日付け健発0301001号健康局長通知)では、がん診療連携拠点病院の指定要件として、「プログラム」に準拠した「緩和ケア研修会」を定期的に実施することが明示されております。
それを受け、地域がん診療連携拠点病院である当院においても毎年1回緩和ケア研修会を開催しております。
緩和ケア研修会修了者名簿(医師のみ)
終了証番号 |
氏名 |
愛媛県第14号 |
松野 剛 |
住友第9号 |
宮池 次郎 |
住友第10号 |
佐伯 隆人 |
四国がん第28号 |
村上 貴俊 |
済生今治第11号 |
井口 利仁 |
済生今治第15号 |
大本 昌樹 |
済生今治第30号 |
藤澤 憲司 |
済生今治第55号 |
上原 貴秀 |
済生今治第57号 |
大西 哲平 |
愛大第106号 |
眞木 佑輔 |
住友第111号 |
川崎 敬太郎 |
第99号 |
松井 武志 |
第25号 |
松田 英祐 |
済生会今治第54号 |
宮本 章仁 |
第1430号 |
多田 靖弘 |
済生会今治第78号 |
樫本 洋平 |
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小松 弘明 |