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【コラム】アディポサイエンス集会に参加してきました。


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印刷用ページを表示する 更新日:2026年3月2日更新

 2月20-21日に大阪府の千里ライフサイエンスセンターで開催されたアディポサイエンス集会に参加してきました。

 アディポサイエンスは、脂肪組織を単なるエネルギー貯蔵庫ではなく、多彩な生理活性物質(アディポカイン)を分泌する内分泌臓器としてとらえ、脳・筋肉・肝臓・腸管・免疫系など多臓器との相互連関を解明する学問領域です。肥満症ややせの病態理解、さらには新規治療開発の基礎となる重要な分野として、年々注目度が高まっています。
 本学術集会は、29年間にわたり毎年「千里ライフサイエンスセンター」で開催されており、「千里ライフサイエンスセンター」は脂肪組織研究の発展を見守ってきた歴史ある場所です。今回は、特に若手研究者や女性研究者の活躍が目立ち、会場全体に新しいエネルギーが満ちていたのが印象的でした。また最先端の研究手法を用いた研究の発表やAI・データサイエンスが開く新たな治療への可能性の発表もみられました。最新の知見を得るとともに、肥満症ややせの治療の考え方を再整理する貴重な機会となりました。

済生会今治第二病院
 院長 松浦 文三

 

アディポサイエンス・シンポジウム