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副腎は左右の腎臓の上(頭側)に位置する約1cmの小さな臓器です。中心部を髄質、外側を皮質と呼び、それぞれが生命の維持に欠かせない重要なホルモンを産生・分泌しています。
副腎の病気は大きく、ホルモン分泌異常症と副腎腫瘍に分けられます。
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病名 |
過剰になるホルモン |
主な症状・特徴 |
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原発性アルドステロン症 |
アルドステロン |
* 通常の薬が効きにくい高血圧 |
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クッシング症候群 |
コルチゾール |
* 顔が丸くなる(満月様顔貌) |
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褐色細胞腫 |
アドレナリン/ノルアドレナリン |
* 発作的な激しい高血圧 |
ホルモン分泌が低下する病気では、上記の症状の逆の症状が現れます。
・血液・尿検査を行い、ホルモンの分泌の状態を調べます。必要に応じて、ホルモンの分泌を促進または抑制する薬を投与し、反応をみます(入院または外来で実施)。
・画像検査:超音波(エコー)、CT、MRI検査、シンチグラフィーを行い、腫瘍の大きさや形を評価します。必要に応じて、組織検査を行うこともあります。
・ホルモン分泌異常症:ホルモンの産生を押さえる薬や足りないホルモンを補充する治療を行います。
・手術療法:ホルモンを過剰に分泌している「機能性腫瘍」や、大きさが4cm以上で「悪性(がん)」が疑われる場合に推奨します。
・経過観察:ホルモンを産生せず、腫瘍が小さく、悪性を疑う所見がない場合は、定期的に画像検査や採血を行いながら様子を見ます。
当院は、日本内分泌学会 認定教育施設の認定を受けており、副腎疾患を含む内分泌疾患の診療体制が整っています。診断や検査について詳しく知りたい方は、ぜひ受診をご検討ください。
済生会今治第二病院
院長 松浦 文三
