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【コラム】44年ぶりに済生丸診療に参加しました。


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印刷用ページを表示する 更新日:2025年7月4日更新

 この春から済生会今治第二病院の院長に就任しました松浦です。
 先日、愛媛県大三島の盛港での済生丸診療に参加しました。私がはじめて済生丸に乗船したのは44年前(1981年)の私が医学部4年生の夏で、宇和海合同診療への参加でした。済生丸は二世号だったと思います。医学部実習として今では必須になっている地域医療実習ですが、当時は希望者のみの実習でした。医学部同期の下野さん、地行君と私の3名で済生丸診療に参加しました。嘉島、戸島、日振島を順にめぐり、問診を中心に実習させていただきました。
 あれから44年、二世号を知っている済生会職員はほとんどいないかも知れません。現在の四代目「済生丸100」は二世号に比して、コンパクトに部屋や機器が配備されており、受診者の導線の改善がなされていると思いました。昔も今も、年1回診療船が来て、健診を受けることを楽しみにしている島民の方々が多くおられました。

 済生丸は、瀬戸内海島しょ部の住民の健康を守ることが主たる役割ですが、医療関係者の地域医療実習・研修の場でもあります。今後も済生丸が継続されることを願っています。
 

済生会今治第二病院  
院長 松浦 文三

 

▽ 写真1. 1981年、済生丸二世号での松浦(左端)、済生会松山病院のNs、下野(医学部生)、地行(医学部生)
済生丸1981

▽写真2.2025年7月3日(木)大三島・盛港にて。
済生丸2025