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2026年5月7日から13日まで、チェコ共和国のプラハで開催された欧州内分泌会議(European Endocrinology Congress) 2026に参加してきました。国際学会への参加は2024年10月以来およそ1年半ぶりで、プラハを訪れるのは今回が初めてです。今回は、大学在籍時に検討した「Characteristics of cases of body weight rebound after metabolic /bariatric surgery (代謝改善/減量手術後にリバウンドをきたした例の特徴)」についてポスター発表を行いました。女性例、糖尿病合併例、術後体重減少の少ない例、そして術後筋量減少を認めた例では、有意にリバウンドが多いという内容です。減量手術後の長期フォローアップの重要性を示す結果であり、国際的にも関心の高いテーマで、多くの質問をいただきました。本学会の参加者は約4,000名です。日本からの演題発表は数題ありましたが、会場で日本人参加者と出会う機会はほとんどありませんでした。欧州を中心とした多様な研究者・臨床医と議論でき、非常に刺激的な時間となりました。
プラハの気候は、愛媛県より5度ほど低めですが、日中は26度を超える日もあり、服装の調節が難しかったです。街は、石畳の道に堅牢な教会、豪華な宮殿、古城が点在し、中世ヨーロッパの趣を色濃く残しています。学会の合間に旧市街の街並みとプラハ城をめぐり、夜はショーを楽しみながらチェコビールと伝統料理を味わいました。地下鉄、バス、トラムが整備されており、移動は非常に便利で、物価も想像より高くありませんでした。
来年の欧州内分泌会議は2027年5月8日から11日までスイスのバーゼルで開催されます。今度は、当院の 肥満症治療専門外来 で蓄積したデータを基に発表したいと思っています。
済生会今治第二病院
院長 松浦 文三
