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院内がん登録

印刷ページ表示 更新日:2023年10月2日更新

院内がん登録は、病院で診断・治療したすべての患者さまのがんについての情報を、診療科を問わず、病院全体で集めて登録するものです。
他院からの紹介で来られた症例が多いのか、また、他の病気でかかっているうちに発見された症例が多いのかなど、病院へ来院した経路の違いや、がんの診断・初回の治療を施行した病院、治療の継続や再発治療を施行した病院など、がんの診断から再発治療までで、病院がどの部分の役割を担っているかなどがわかります。

集計の目的

当院は、地域がん診療連携拠点病院の指定に伴い、院内がん登録を行っております。集めた情報は、以下の諸活動に利用されます。
・ 診療支援・研修のための資料
・ がんに関する統計資料
・ 生存率の計測
・ 全国がん登録への情報提供
・ 国立がんセンターへの情報提供 
・ がん予防、医療活動の企画、評価

また、院内がん登録の情報を利用する際には、国の「個人情報保護法」及び当院の個人情報の利用目的の定めに従い、個人情報に十分配慮しつつ、がん医療の向上に寄与する目的で利用しています。

院内がん登録二次利用についてのオプトアウト

院内がん登録二次利用についてのオプトアウト [PDFファイル/185KB]

院内がん登録集計

院内がん登録は、下記の条件で収集し集計しました。
・ すべての悪性腫瘍(原発部位)、および脳の良性腫瘍を入院・外来を問わず登録
・ 当院にてがんに対する診断や治療を初めて施行した症例
・ 1腫瘍1登録、多重がんの場合は個別に登録
・ がん診療連携拠点病院等『院内がん登録 標準登録様式(2016年度版)』に準拠
・ 集計値が9件以下の場合は、(1~3)(4~6)(7~9)と表示

年次推移

登録数の年次推移

部位別年次推移

登録数の年次推移部位別

2021年診断症例の院内がん登録数は、782件でした。
部位別では、登録数の多い順に1.肺 2.大腸(結腸+直腸)  3.乳房 4.胃 5.前立腺です。

男女別年次推移

性別年齢階級別

男性の70歳以上件数は、2019年よりほぼ同数です。女性は2020年より70-79歳が減少し、80歳以上は増加しています。

部位別データ

男女別登録数

部位別登録数

男女別で登録数の1番多い部位は、男性 1.肺 女性 1.乳房です。

初回治療

がんの診断や初回治療、初回治療終了後のどの過程に関わっているか登録数の多い部位別に表示しています。 肺・大腸・胃の約80%以上は、当院にて初回治療を開始しています。

受診経路

登録数の多い5部位は、他施設から紹介されて受診する割合が高いです。
紹介件数が多い部位は、肺 (126件) 大腸(89件) 乳房(62件) 胃(49件) 脳・中枢神経系(31件) です。​

過去の集計はこちら

2020年

2019年

2018年

2017年

2016年

 

 

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