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呼吸器外科

印刷ページ表示 更新日:2023年2月1日更新

診療科の紹介

特徴

呼吸器外科とは気管、気管支、肺、胸膜など「胸部の手術」を行う診療科です。
単に「外科」と称する診療科とは対象臓器が異なり、近年の手術技術の進歩、細分化により呼吸器外科手術には消化器外科、一般外科手術とは異なる知識や技術が求められます。
専門医制度においても「呼吸器外科専門医」として認定制度が設定されています。
当院は呼吸器外科専門医制度の施設認定を受けており、呼吸器外科専門医が常駐しています。

対象疾患

現代においては、呼吸器外科では肺がんがおもな治療対象です。
平成の初めごろに胸腔鏡と呼ばれるカメラが登場してからは、開胸手術を行うことは少なくなり、近年では胸腔鏡手術と呼ばれる、3cm位の傷を1-3か所つけての手術がおもに行われています。
胸腔鏡手術では術者は当然ですが、助手にも開胸手術とは異なる技術と技量が求められます。そのため、日常手術においても定期的に愛媛大学病院、四国がんセンターなどと意見交換を行い、手術スタッフとして人材交流を行うなど緊密に連携をとっています。これにより上記施設と同じ手術を行うことが可能です(ロボット手術は除きます)。
心臓疾患を合併している肺癌、結核など炎症性疾患の外科治療など特殊な場合には、循環器内科、呼吸器内科、心臓血管外科と協力し、手術を行っています。

実績

当院では年間100件程度の呼吸器外科手術を行っていますが、その9割以上が胸腔鏡手術です。
気胸においては「unipotal VATS」と呼ばれる3cmの大きさの傷一つでの手術を行っています。
また標準的な胸腔鏡下肺がん手術では、手術時間3時間程度、入院期間も術後5-8日程度になるように努めています。これは全国的に見ても標準的な数字であると考えています。
学会や研究会においても自ら演題発表を行い、他施設の手術からも学び、全国的に標準とされる呼吸器外科手術を行うように日夜研鑽しています。

資格医師

日本外科会

指導医 松田

専門医 松田

日本呼吸器外科学会

呼吸器外科専門医 松田

専門外来

毎週月曜日、金曜日(9時~、予約制)

 

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