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医療情報課

印刷ページ表示 更新日:2022年3月7日更新

医療情報課には、下記の2つの業務があります。

診療情報管理

MA(メディカル・アシスタント)

 

診療情報管理

業務内容

ICDコード(国際疾病分類)を用いて、診療情報の抽出、集計、分析が行えるデータベースを作成します。
ほかに、全国規模で集計されるがん情報の登録(がん登録)、診療録監査や退院時記録の管理等を行い、医療の質向上や経営管理の業務に携わります。

おもな業務
・診療情報登録(ICDコーディング)
・診療情報抽出、集計、分析
・DPC関連
・診療録監査(量的・質的点検)
・がん登録
・退院時要約(サマリー)管理
・文書スキャン等

 

職員の声

診療情報管理士

―入職の経緯は?
 大学在学中に診療情報の抽出、分析に興味があり、診療情報管理士の資格を取得しました。大学の先輩方の多くが診療情報管理士の資格を生かし当院で活躍していることもあり、入職を決めました。

―どんな仕事をしていますか?
 診療録や退院時要約(サマリー)から必要な診療情報を取り出し、ICDコードを用いて登録を行い、院内外にて診療情報の利活用が必要な際にデータ抽出、集計、分析ができるようデータベースを作成します。
 また、院内がん登録を実施しており、全国一律のルールに沿って、診療録から情報を読み取り、データ登録します。

―どんな時にやりがいを感じますか?
 収集したデータを活用し、他部署に必要な情報が提供できた際にやりがいを感じます。また、診療情報に関することは他部署と相談し、業務の効率化(ペーパーレス化、テンプレート作成等)に繋げられる点もやりがいになっています。

―資格が必要ですか?
 診療情報管理士が必要になります。病院としても通信教育の受講を推奨しており、受講希望者のいる部署ではバックアップ体制を充実させています。
 診療情報管理士とは、日本病院会通信教育および日本病院会認定専門学校、大学にて統一されたカリキュラムで養成されており、四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)および医療研修推進財団の共同で認定された資格です。

―課題はありますか?
 適切なデータ集計、分析が必要な部署になるので、資格取得や継続的な自己研鑽が必要となります。

―入職を希望される方に向けて。
 当部署は事務系の中でも専門資格を持って業務にあたる部署になるため、ややハードルが高く感じるかもしれませんが、入職後に資格を取得した先輩もおり、スキルを磨くチャンスがあります。
 私自身はがん登録初級者認定を仕事と並行して取得し、中級者認定に向けて研鑽中です。

 

おもな1日のスケジュール

8:30~9:30 退院時要約管理
 前日の退院患者様の記録で、退院時要約(サマリー)が適切に記載できているかを確認します。記載ができていない場合は各医師へ記載依頼を実施します。

9:30~15:30 診療情報登録(ICDコーディング)
 入院患者さまの診療録を確認し、病名や術式などをコード化し、1患者1入院期間ごとにデータベースを作成します。休憩をはさんで午後からも行うメインの業務です。

15:00~16:00 がん登録業務
 5大がん(胃がん、大腸がん、肺がん、肝がん、乳がん)患者のがんの部位、治療内容などをデータベースに登録します。

16:00~17:00 診療情報委員会
 毎月第2木曜日に開催。事務局として出席し、院長や専従リスクマネジャー、看護師長らとともに診療録の監査や、院内で使用する各種文書(診療同意書等)の内容を審議します。

17:00 業務終了

 

向いているのはこんな人

・データ集計、分析が好きな人

・対人関係力がある人

・自己研鑽ができる人

 

 

MA(メディカル・アシスタント)

業務内容

当院では医師事務作業補助者をMAと称し、多忙な医師が診療業務に専念出来るように医師が行う事務的業務(電子カルテの代行入力、・病棟の代行オーダー、紹介状・返書仮作成、診断書代行入力、手術登録、各学会への症例登録、診療に関するデータ整理など)を行っています。
 MAは入職後、6ヶ月以内に32時間以上の基礎研修を行うことが定められており、院内での研修を終了したスタッフが外来診察室を中心に15名のMAが活躍しています。

おもな業務
・電子カルテの代行入力
・病棟の代行オーダー
・紹介状・返書仮作成
・診断書代行入力
・手術登録、各学会への症例登録
・診療に関するデータ整理など

 

職員の声

―入職の経緯は?
 他の医療機関で医療事務の仕事をしていましたが、諸事情により退職しました。その後、派遣で事務員の募集を知ったのがきっかけです。派遣からスタートし、現在は正規職員となっています。

―どんな仕事をしていますか?
 まずは医師が医師としての専門の仕事ができるように、日々の業務をサポートしています。おもに外来で医師に陪席し、外来代行入力業務(電子カルテ代行入力、代行オーダー、次回予約、紹介状・返書仮作成など)を行っています。外来のあとは、翌日以降の予習やマニュアル作成・修正など行います。
 他の業務では、各学会への症例登録(NCD、JND、JAR、JOANR、JED)や学会施設認定更新作業、診断書作成、病棟の代行オーダーなど、さまざまな代行入力に取り組んでいます。

―どんな時にやりがいを感じますか?
 医師や看護師からの「ありがとう」「助かったよ」の一声や、患者さまから温かい励ましをいただくと、やりがいを感じます。医師の事務負担が減ることにより、さらに患者さまへのより良いサービスが提供できると思い、日々がんばっています。

―資格が必要ですか?
 医師事務作業補助者の資格取得については、入職後6ヶ月以内に32時間の研修を受けていただくことで、働きながら資格取得のサポートを行っています。

―入職を希望される方に向けて。
 病院での事務と言えば医療事務がまずは考えられますが、当院のように医療事務以外にもさまざまな事務関連の部門があります。入職してから勉強し、資格を取得する人もたくさんいます。
 医療現場の縁の下の力持ちとして、いろいろな形で活躍することに興味のある方を、お待ちしています。

 

おもな1日のスケジュール

8:30~13:00 外来業務
 外来診察室で電子カルテの代行業務を行います。

13:45~14:30 病棟業務
 病棟の代行オーダーを行います。

14:30~15:30 書類作成
 紹介状・返書を仮作成したり、診断書を代行入力したりしています。

15:30~16:30 登録
 手術登録や症例登録を行います。

16:30~17:00 次回オーダーチェック
 翌日以降のオーダーの確認をします。

17:00 業務終了

 

向いているのはこんな人

・パソコン入力が得意な人

・誰かをサポートすることが好きな人

 

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